正答2
解説
正解は2です。
日齢2の正期産児で、生理的な所見と、医師への報告が必要な異常所見を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 周期性呼吸は生理的な所見です。
呼吸中枢の未熟性による20秒未満の呼吸休止で、徐脈やチアノーゼを伴わなければ問題ありません。
2:○ 心雑音は医師に報告すべき所見です。
動脈管の閉鎖過程による一過性の雑音もありますが、先天性心疾患の可能性があるため医師の診察が必要です。
3:× 新生児中毒性紅斑は生理的な皮膚所見です。
生後数日で出現する紅斑で、治療をしなくても自然に消えます。
4:× 排気とともに少量を吐くのは溢乳で、生理的な現象です。
新生児は噴門部の括約筋が未熟で胃が縦型のため、吐きやすい構造をしています。
【ポイント】
心雑音に加えて、チアノーゼ、哺乳不良、多呼吸、大腿動脈の拍動減弱を伴う場合は重症の心疾患を疑います。
胆汁性(緑色)の嘔吐や噴水状の嘔吐は、消化管の通過障害を疑うため直ちに報告します。