A 病院は、出産前準備教育の集団指導として「お産の教室」を対面で行っていたが、オンライン形式で実施して欲しいという要望が多くなり、今年から導入することにした。
「お産の教室」の企画書を表に示す。
実施日時 2022年X月X日(土)14:00〜15:00
対象者 妊娠30週〜34週の初産婦と、出産立ち会いを希望しているパートナーのカップル(10組)
目標 1.分娩開始徴候および分娩経過が理解できる。
2.産痛緩和の方法を理解し、実施できる。
3.カップルで主体的に分娩に臨むことができる。
内容 1.自己紹介 2.分娩開始徴候および分娩経過の説明 3.産痛緩和法の機序の説明と圧迫法の演習 4.質疑応答
評価方法 1.参加者の言動を観察する。
2.終了後にアンケートを実施する。
パートナーの準備性を把握するために最も優先される情報はどれか。
正答3
解説
正解は3です。
「お産の教室」の目標3は、カップルで主体的に分娩に臨むことです。
パートナーが分娩に立ち会う準備がどの程度できているかを知るための情報を選びます。
【選択肢別解説】
1:× パートナーの健康状態は教室への参加に関わる情報ですが、出産に立ち会う準備性を直接示すものではありません。
2:× 就労状況は立ち会いの日程調整などに関係しますが、準備性を把握する最優先の情報ではありません。
3:○ 立ち会いを希望する動機を知ることで、パートナーが出産をどのように捉え、どのような役割を果たしたいと考えているかがわかります。
主体的に分娩に臨む準備ができているかを判断する最も重要な情報です。
4:× 育児休業の取得予定は産後の育児の準備に関わる情報で、分娩への立ち会いの準備性とは目的が異なります。
【ポイント】
集団指導では、教室の目標に照らして、参加者のレディネス(学習への準備状態)を把握することが大切です。
動機や期待を知ることで、指導内容を参加者に合わせて工夫できます。