正解を2つ選んでください。
正答2・4
解説
正解は2と4です。
骨盤隔膜は骨盤の底をつくる筋の膜で、骨盤内臓器を下から支えています。
骨盤隔膜をつくる筋と、会陰の筋や骨盤壁の筋を区別する問題です。
【選択肢別解説】
1:× 大殿筋は股関節を伸展させる殿部の筋で、骨盤隔膜には含まれません。
2:○ 尾骨筋は坐骨棘から尾骨・仙骨にかけて走る筋で、肛門挙筋とともに骨盤隔膜をつくります。
3:× 梨状筋は骨盤の後外側の壁をつくる筋で、股関節を外旋させます。
骨盤隔膜には含まれません。
4:○ 肛門挙筋は恥骨尾骨筋、恥骨直腸筋、腸骨尾骨筋からなり、骨盤隔膜の主体です。
分娩時に大きく引き伸ばされ、損傷すると骨盤臓器脱や尿失禁の原因になります。
5:× 外肛門括約筋は会陰の筋(浅会陰筋群の一部)で、骨盤隔膜ではありません。
【ポイント】
骨盤底は、上層の骨盤隔膜(肛門挙筋・尾骨筋)と、下層の尿生殖隔膜や会陰の筋で構成されます。
産後の骨盤底筋訓練は、これらの筋の回復を促す目的で行います。