A 市のシニアボランティア講座修了者によるラジオ体操の自主グループのメンバーから、保健師に「10 年間、皆で楽しくやってきたが、メンバーが高齢化して、いつまで続けられるか心配」と相談があった。
活動を継続するための保健師の支援で最も効果的なのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
10年間続いてきた住民の自主グループが、メンバーの高齢化で活動を続けられるか不安を抱えている場面です。
保健師の役割は、グループに代わって活動することではなく、グループが自分たちの力で続けられるよう地域の資源とつなぐことです。
【選択肢別解説】
1:× 今後の計画を把握するだけでは、活動継続への支援として不十分です。
メンバーはすでに継続への不安を具体的に相談しており、解決につながる働きかけが求められています。
2:× 骨粗鬆症検診の受診勧奨は、個人の健康管理への支援です。
グループの活動をどう続けるかという相談内容には応えていません。
3:○ 市の健康づくり推進員との協働の提案は、最も効果的な支援です。
健康づくり推進員は地域の健康づくりを担う住民組織であり、協働すれば担い手が加わり、活動の負担を分かち合えます。
地域の組織どうしをつなぐことで、グループの主体性を保ちながら活動の継続性を高められます。
4:× ショッピングモールでのラジオ体操の企画は、相談への答えになっていません。
保健師が新たな催しを企画しても、高齢化したメンバーの負担は減らず、グループの継続という課題は残ります。
【ポイント】
自主グループの支援では、保健師が主導するのではなく、グループの主体性を尊重しながら地域の他の組織や人材とつなぐことが基本です。