正答2
解説
正解は2です。
19世紀のアメリカで公衆衛生看護活動を始めた人物を問う問題です。
公衆衛生看護の歴史では、イギリスの地区看護と、アメリカの公衆衛生看護の始まりを区別して覚えることが大切です。
【選択肢別解説】
1:× ジョン・スノウは、19世紀のイギリスの医師です。
ロンドンのコレラ流行で患者の分布を調べ、汚染された井戸水が原因であることを突き止めたことから、疫学の父と呼ばれます。
2:○ リリアン・ウォルドは、19世紀末のアメリカで公衆衛生看護活動を始めた人物です。
1893年にニューヨークの貧困地区で訪問看護を始め、ヘンリー・ストリート・セツルメントを設立しました。
「公衆衛生看護師」という名称を初めて用いた人物としても知られています。
3:× ウイリアム・ラスボーンは、19世紀のイギリスのリバプールで地区看護(訪問看護)を始めた人物です。
アメリカではなくイギリスでの活動です。
4:× チャールズ・ウィンスローは、20世紀のアメリカの公衆衛生学者です。
公衆衛生の定義を示したことで知られていますが、看護活動を始めた人物ではありません。
5:× エドウィン・チャドウィックは、19世紀のイギリスの行政官です。
労働者の衛生状態に関する報告書をまとめ、1848年の公衆衛生法の制定に貢献しました。
【ポイント】
イギリスの地区看護はラスボーン、アメリカの公衆衛生看護はウォルドと覚えましょう。
公衆衛生の定義はウィンスロー、疫学の始まりはスノウです。