A 市では 20 歳以上の女性を対象に骨粗鬆症検診を実施している。
骨粗鬆症の効果的な早期発見のために、検診の受診を案内する通知のターゲットを絞り、個別に送付することとした。
通知を送付する対象で優先度が高いのはどれか。
正答3
解説
正解は3です。
骨粗鬆症検診の受診案内を、効果的な早期発見のためにどの対象へ個別送付するかを問う問題です。
骨粗鬆症は閉経に伴うエストロゲンの低下により、50歳前後から女性で急増します。
健康増進事業の骨粗鬆症検診も、40歳以上の女性の節目年齢(5歳刻み)を対象としています。
【選択肢別解説】
1:× 大学生は骨量が最大に近づく時期で、骨粗鬆症の有病率はきわめて低いです。
早期発見を目的とした検診の対象としての優先度は低いです。
2:× 治療中断者はすでに骨粗鬆症と診断されている人です。
必要なのは検診による早期発見ではなく、治療の再開に向けた受診勧奨です。
3:○ 当該年度に50歳を迎える者が優先です。
閉経前後で骨量が急速に減少し始める年代であり、節目年齢の個別通知は受診率を高める方法として有効です。
4:× BMIが25以上の肥満は、骨粗鬆症の危険因子ではありません。
むしろ低体重(やせ)が骨粗鬆症の危険因子であり、この条件で対象を絞るのは適切ではありません。
【ポイント】
骨粗鬆症の主な危険因子は、女性、閉経、加齢、やせ、喫煙、過度の飲酒などです。
検診の個別通知では、リスクが高まり始める節目年齢をねらうと効果的です。