人口 250 万人の A 県。
特定健康診査の受診率が 35 %、特定保健指導の実施率は隣県より低い。
40〜50 歳代の肥満と高血圧者が増加している。
また、30 歳代の喫煙率も男性が 40 %、女性が 20 % と隣県より高い。
県の方針として健康寿命の延伸と生活習慣病予防を掲げ、地域・職域連携推進に取り組むために地域・職域連携推進協議会を設けることにした。
初回の会議で取り上げる議題で適切なのはどれか。
2 つ選べ。
正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
地域・職域連携推進協議会は、地域保健と職域保健が連携し、生涯を通じた健康づくりを進めるための組織です。
初回の会議では、まず構成機関が地域の健康課題とそれぞれの取り組みを共有し、共通認識をもつことが必要です。
【選択肢別解説】
1:○ 勤労世代の健康課題を共有することは、協議会の出発点です。
特定健診の受診率の低さ、40〜50歳代の肥満と高血圧、30歳代の喫煙率の高さなど、県の課題を共通認識にします。
2:× 高血圧の就労者向けの講演会の内容は、具体的な事業の検討です。
課題や目標を共有した後の会議で扱う議題です。
3:× 小規模事業者の特定保健指導のあり方は、個別の課題についての具体策の検討です。
初回の会議で扱うには時期が早い議題です。
4:× 健康経営認定事業所を増やす取り組みは、具体的な施策の検討です。
初回ではなく、課題と目標を共有した後に検討します。
5:○ 参加する組織が実施している健康増進事業を共有すると、互いの資源や取り組みを把握できます。
重複や不足を確認し、今後の連携を考える基盤になります。
【ポイント】
地域・職域連携推進協議会は、都道府県と二次医療圏に設置されます。
協議会の進め方は、現状と課題の共有、目標の設定、具体的な取り組みの企画・実施、評価の順です。