正答2
解説
正解は2です。
家庭訪問の優先度は、生命への危険の大きさと緊急性、本人が自分で受診や対処ができるかで判断します。
血圧200/100mmHgはⅢ度高血圧にあたり、脳卒中や心疾患を起こす危険が高い状態です。
【選択肢別解説】
1:× 特定保健指導の未受診者には利用勧奨が必要です。
ただし、緊急性はなく、まず電話や文書での勧奨で対応できます。
2:○ 収縮期200mmHg・拡張期100mmHgは、収縮期180mmHg以上のⅢ度高血圧です。
未治療のままでは脳出血などの重大な合併症を起こすおそれがあり、早急に受診につなげる必要があります。
3:× 潰瘍性大腸炎の患者が自助グループの情報を求めている場合は、情報提供で対応できます。
緊急に訪問する必要はありません。
4:× 正常な経過の産後3週の褥婦と児は、体重測定を希望しているだけです。
健康上の差し迫った問題はなく、緊急性は低いです。
5:× 物忘れが増えている高齢者は、民生委員の見守りがすでにあります。
受診などの対応は必要ですが、生命にかかわる緊急性は2より低いです。
【ポイント】
高血圧の分類は、Ⅰ度が140〜159/90〜99mmHg、Ⅱ度が160〜179/100〜109mmHg、Ⅲ度が180/110mmHg以上です。
受診勧奨の優先度は、重症で未治療の人が最も高くなります。