正答1
解説
正解は1です。
リスクコミュニケーションは、リスクに関する情報や意見を、行政・専門家・住民などの関係者の間で相互に交換し、理解を深める過程です。
一方向の情報提供や専門家だけで行う分析・計画づくりとは区別されます。
【選択肢別解説】
1:○ 民生委員の会合でハザードマップを一緒に確認することは、行政と地域住民の代表が災害リスクの情報を共有し、意見を交わす活動です。
双方向の情報交換であり、リスクコミュニケーションにあたります。
2:× 災害派遣医療チーム(DMAT)の組織化は、災害急性期の医療提供体制の整備です。
関係者間でリスク情報を交換する活動ではありません。
3:× 災害時の被害予測は、リスクの大きさを科学的に見積もるリスク評価にあたります。
リスクコミュニケーションの前提となる作業です。
4:× 食中毒の原因菌を調べることは、原因究明のための検査であり、リスク評価や管理の一部です。
関係者間の情報交換ではありません。
5:× 防災基本計画の策定は、リスクへの対策を決めるリスク管理にあたります。
リスクコミュニケーションそのものではありません。
【ポイント】
リスク分析は「リスク評価」「リスク管理」「リスクコミュニケーション」の3要素からなります。
リスクコミュニケーションの本質は、関係者どうしの双方向の情報・意見の交換です。