正答4
解説
正解は4です。
この問題は、建物の主な構造形式の長所と短所を問うています。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述です。
木造在来工法は、軽量で設計の自由度が高く施工しやすい構造です。
一方で、鉄骨鉄筋コンクリート造と比べると防火・耐火性能は劣ります。
2:× 適切な記述です。
ツーバイフォー工法(枠組壁工法)は、壁・床の面で建物を支え、耐震性や居住性に優れています。
気密性が高いため、換気が不十分だと内部に湿気がたまりやすい点に注意が必要です。
3:× 適切な記述です。
鉄骨造は比較的軽量で、高層建物にも用いられます。
鋼材は高温で強度が低下するため、耐火被覆が必要です。
4:○ CFT造は強度が高く、柱間隔や階高を大きく確保しやすい構造です。
CFT(Concrete Filled Steel Tube)造は、鋼管の中にコンクリートを充填した柱を用いる構造です。
鋼管とコンクリートが互いの弱点を補い合うため、高い強度と変形能力をもちます。
鋼管が型枠を兼ねるので、現場での鉄筋工事や型枠工事が不要になる点は記述のとおりです。
【ポイント】
CFT造は「高強度・省力化・大空間向き」で、超高層建物などに採用されます。
鉄骨造の弱点は「耐火性」と「振動・騒音」、木造の弱点は「防火・耐火性」と整理しておきましょう。