正答2
解説
正解は2です。
機械換気と自然換気の方式、シックハウス症候群を問う問題です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:× 適切な記述なので、答えにはなりません。
自然換気は、室内外の温度差や外部の風圧を利用する方式で、換気扇などの動力を使いません。
そのため気象条件に左右され、安定した換気量や換気圧力は期待できません。
2:○ 「室内は負圧になる」という部分が不適切です。
給気側にファンを用いる方式(第2種機械換気)では、外気を室内に押し込むため、室内は正圧になります。
室内が負圧になるのは、排気側にファンを用い、給気口と組み合わせる方式(第3種機械換気)です。
3:× 適切な記述なので、答えにはなりません。
給気・排気ともに機械で行う方式(第1種機械換気)は、換気量を確実に制御できます。
居室の熱交換型換気設備のほか、大量の換気が必要な機械室や電気室などに採用されます。
4:× 適切な記述なので、答えにはなりません。
シックハウス症候群は、建材や家具などから発散するホルムアルデヒドなどの揮発性有機化合物(VOC)が原因で起こる健康被害です。
2003年施行の建築基準法改正で、居室への機械換気設備(いわゆる24時間換気)の設置が原則として義務付けられました。
【ポイント】
第1種は「給気・排気とも機械」、第2種は「給気が機械で室内は正圧」、第3種は「排気が機械で室内は負圧」と整理しましょう。
トイレや浴室では、臭気や湿気を他の部屋に漏らさないよう、第3種機械換気が多く用いられます。