正答1
解説
正解は1です。
排水トラップ、通気方式、浄化槽の基本を問う問題です。
この問題は最も不適切なものを選ぶので、○ が答え(不適切な記述)です。
【選択肢別解説】
1:○ 封水深についての説明が逆になっているので、不適切です。
排水トラップの封水深は、浅いと破封(封水が失われること)しやすく、深いと自浄作用がなくなります。
適切な封水深は、一般に5cm以上10cm以下とされています。
2:× 適切な記述なので、答えにはなりません。
ドラムトラップは胴の部分が太い円筒形のトラップで、封水の量が多く、封水の安定度が高いという特徴があります。
台所の流しなどに使用されます。
3:× 適切な記述なので、答えにはなりません。
伸頂通気方式は、排水立て管の頂部をそのまま延長して通気管とし、屋上などで大気に開口する方式です。
通気立て管を別に設けない方式で、集合住宅で広く採用されています。
4:× 適切な記述なので、答えにはなりません。
浄化槽では、微生物が汚水中の有機物を分解し、分解された汚物などは汚泥となって槽の底部に堆積します。
堆積した汚泥は、定期的な清掃で引き抜く必要があります。
【ポイント】
破封の原因には、自己サイホン作用、誘導サイホン作用、蒸発、毛細管現象などがあります。
封水深は「浅いと破封しやすい、深いと自浄作用が低下する」とセットで覚えましょう。