Aは、B及びCとともに甲マンションの 102 号室を共有しており、その共有持分は、Aが2分の1、B及びCがそれぞれ4分の1となっている。
この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、正しいものはどれか。
正答3
解説
肢1は誤り。
共有物の使用について、各共有者は持分の割合にかかわらず、共有物全体をその持分に応じて使用することができ、他の共有者の同意を得ることは要件とされていない(民法249条1項)。
肢2は誤り。
共有物を使用する共有者は、善良な管理者の注意をもってその使用をしなければならず、自己の財産に対するのと同一の注意で足りるものではない(民法249条3項)。
肢3は正しい。
各共有者は、他の共有者の同意を得ずに、単独で共有物の保存行為をすることができる(民法252条5項)。
肢4は誤り。
共有物の管理者の選任は共有物の管理に関する事項として、各共有者の持分の価格の過半数で決するものであり、共有者全員の同意までは必要とされない(民法252条1項)。
よって正解は肢3。