甲マンション管理組合の令和4年度決算(令和4年4月1日〜令和5年3 月 31 日)に当たり、令和5年3月 31 日現在の会計帳簿の現金預金の金額と銀行の預金残高証明書の金額に2万円の差異があった。
この差異原因の説明に関する次の記述のうち、適切なものはどれか。
ただし、会計処理は発生主義の原則によるものとする。
正答4
解説
肢1(不適切): 翌月分管理費を当期に前受金として正しく処理していれば、現金預金は帳簿上も入金額どおり増加しており、差異の原因とはならない。
肢2(不適切): 保守料を未払金で処理しつつ実際は口座振替済みであれば、帳簿上の現金預金は実際より「多く」計上されたままになり、「少ない」原因の説明として整合しない。
肢3(不適切): 翌年度分保険料を前払金として正しく処理していれば、現金預金の支払は帳簿にも反映されており、差異の原因とはならない。
肢4(適切): 設置料収入を未収金で計上したのに実際には期末に入金済みであれば、その入金は帳簿上の現金預金に反映されず、銀行の預金残高証明書の金額より少なくなる原因として整合する。
正解は肢4(未収金処理のまま実際は入金済みだったため帳簿上の現金預金が過少になるという説明が整合するため)。