甲マンション管理組合の令和4年度決算(令和4年4月1日〜令和5年3 月 31 日)に関して、会計担当理事が行った次の仕訳のうち、適切でないものはどれか。
ただし、会計処理は発生主義の原則によるものとする。
正答3
解説
肢1(適切): 着手金5万円を前払金として計上し、工事完了時に前払金を修繕費に振り替え、残額20万円を現金預金で支払う仕訳は発生主義に適合する。
肢2(適切): 前年度分は未収金の回収、当期分24万円は当期の管理費収入、翌期分4万円は前受金として区分する仕訳は適切。
肢3(不適切): 前年度未収金20万円のうち17万円入金時は「現金預金/未収金」170,000のみで足りる。
残る3万円は未回収・未確定であり、これを取り崩して収益(管理費収入)を追加計上する処理は発生主義に反し誤り。
肢4(適切): 計上漏れの損害保険料5万円を発見時に「保険料/現金預金」として追加計上する処理は適切。
正解は肢3(未回収の未収金残額について収益を追加計上する処理が誤りであるため)。