一団地内にA棟及びB棟(いずれも専有部分のある建物)があり、団地の敷地はA棟及びB棟の各区分所有者の共有である場合に関する次の記述のうち、区分所有法の規定によれば、誤っているものはどれか。
正答4
解説
肢1は正しい。
団地が成立していても各棟は棟単位での管理が原則であり、A棟の区分所有者はA棟の集会の決議によりA棟管理のための規約を定めることができる。
肢2も正しい。
団地内建物の管理事項について、一部のみを団地管理組合で行い、その余を各棟の管理組合で行うと定めることもできる。
肢3も正しい。
団地管理規約でA棟・B棟の管理について団地管理組合による団地管理規約が定められていても、A棟の管理組合と団地管理組合は併存するため、A棟の集会でA棟管理組合の管理者を定めることができる。
肢4が誤り。
共用部分を規約により管理者の所有とする『管理所有』の制度(区分所有法27条)は団地には準用されておらず(同法66条)、団地管理規約に団地共用部分の定めを設けても、団地管理組合の管理者を団地共用部分の所有者と定めることはできない。
正解は肢4。