平成30年4月に行われた甲マンション管理組合の理事会において、会計担当理事が行った平成29 年度決算(会計年度は4月から翌年3月)に関する次の説明のうち、適切なものはどれか。
ただし、会計処理は発生主義の原則によるものとし、資金の範囲は、現金預金、未収金、前払金、未払金及び前受金とする。
正答1
解説
正解は肢1。
発生主義会計では収益・費用は現金の授受時期でなく発生した会計年度に計上する。
肢1は28年度決算で計上済みの未収金が29年度中に入金されたにすぎず、資産科目が未収金から現金へ振り替わるだけで29年度の収益にはならないため正味財産の増減に影響しない。
肢2は30年3月受領の翌4月分管理費は前受金(負債)として処理すべきで正味財産は増加しない。
肢3は3月に発生した植栽保守費用は未払金(負債)として29年度の費用に計上すべきであり、支払時期にかかわらず正味財産は減少する。
肢4の翌年度分清掃費用の前払いは前払金(資産)への振替にすぎず、正味財産は減少しない。