Aは、甲マンション 503 号室を購入するに当たり、購入資金に充てるための金銭を B銀行から借り受けた。
その際、この借入金債務について、 Aの姉Cが、Bとの間で、 Aと連帯して保証する旨の契約を書面で結んだ。
この場合に関する次の記述のうち、民法の規定によれば、誤っているものはどれか。
正答2
解説
1番目:正しい。
保証契約は保証人と債権者との間の契約であり、主債務者の委託の有無は契約の効力に影響しないため、委託を受けずに保証契約を結んだ保証人が、委託がないことを理由に契約を取り消すことはできない。
2番目:誤り(これが正解)。
Cは連帯保証人であるところ、連帯保証人には催告の抗弁権及び検索の抗弁権が認められないため、Aに弁済の資力があり執行が容易であることを証明してもBの請求を拒むことはできない。
3番目:正しい。
主たる債務者について生じた時効の更新等の事由は保証人にも効力を生じるため、Aの債務承認による時効の更新はCの保証債務についても効力を生じる。
4番目:正しい。
委託を受けた保証人が主たる債務者に代わって弁済をしたときは、主たる債務者に対して求償権を取得する(民法459条)。
正解は2番目。