正答3
解説
正解は3です。
更年期は閉経前後の約10年間で、卵巣機能の低下により女性ホルモンが減ることで、さまざまな変化が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 血中プロゲステロン値は、増加するのではなく低下します。
排卵がなくなり、黄体が作られなくなるためです。
2:× 血中エストロゲン値は、増加するのではなく低下します。
卵巣機能の低下が更年期の変化の根本です。
3:○ 血中LDLコレステロール値は上昇します。
エストロゲンには肝臓のLDL受容体を増やす働きがあり、その減少でLDLの取り込みが低下するためです。
4:× 血管内皮細胞での一酸化窒素の合成は、増加するのではなく減少します。
エストロゲンが一酸化窒素の産生を促していたためで、血管が硬くなりやすくなります。
5:× 骨密度は、上昇するのではなく低下します。
エストロゲンが減ると骨吸収が進むためです。
【ポイント】
エストロゲンの減少で、脂質異常症・動脈硬化・骨粗鬆症のリスクが高まります。
エストロゲンが減ると、下垂体からの卵胞刺激ホルモン(FSH)の分泌は逆に増加します。