正答3
解説
正解は3です。
植物油や動物脂の原料・脂肪酸組成と、油脂の化学的な指標(ヨウ素価・けん化価)についての問題です。
【選択肢別解説】
1:× サフラワー油の原料は、ヒマワリではなくべにばな(紅花)の種子です。
ヒマワリの種子から作られるのはひまわり油です。
2:× バターのリノール酸含量は、とうもろこし油より少ないです。
バターは飽和脂肪酸が多く、とうもろこし油は脂肪酸の約半分がリノール酸です。
3:○ えごま油のα-リノレン酸含量は、ごま油より多いです。
えごま油は脂肪酸の約6割がα-リノレン酸ですが、ごま油はリノール酸とオレイン酸が主で、α-リノレン酸はわずかです。
4:× カカオ脂のヨウ素価は、オリーブ油より小さいです。
ヨウ素価は不飽和度を示し、飽和脂肪酸の多いカカオ脂はオレイン酸が主のオリーブ油より低い値になります。
5:× 米ぬか油のけん化価は、パーム油より小さいです。
けん化価は構成脂肪酸の鎖が短いほど大きくなり、炭素数16のパルミチン酸が多いパーム油の方が大きくなります。
【ポイント】
ヨウ素価は二重結合の多さ、けん化価は脂肪酸の鎖の短さ(分子量の小ささ)の目安です。
α-リノレン酸が多い油には、えごま油とあまに油があります。