ユニット型介護老人福祉施設におけるユニットのレイアウト(図)である。
ユニットには介護職員が配置され、ミニキッチンがある。
この施設での食事の提供方式として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
図のユニットは、個室に囲まれたリビングスペース(共用空間)の一角にミニキッチンがあり、テーブルが2卓置かれています。
ミニキッチンには IH コンロ(1口)、シンク、作業台、冷蔵庫、炊飯器が備えられています。
ユニットケアでは、少人数の入居者が家庭に近い環境で食事をすることを重視します。
【選択肢別解説】
1:× 中央配膳方式は、中央の厨房で料理をトレイに盛り付け、配膳車で各所へ運ぶ方式です。
ユニットのミニキッチンを活用せず、家庭的な食事の提供というユニットケアの考え方に合いません。
2:○ パントリー配膳方式は、中央の厨房で調理した料理をユニットのパントリー(ミニキッチン)に運び、そこで盛り付けて配膳する方式です。
ご飯をユニットの炊飯器で炊き、介護職員が入居者の前で盛り付けられるので、最も適切です。
3:× バイキング方式は、利用者が並べられた料理から自分で選んで取る方式です。
要介護の高齢者が少人数で暮らすユニットで、毎食この方式をとるのは現実的ではありません。
4:× 弁当配食方式は、料理を個別の容器に詰めて届ける方式です。
ミニキッチンを生かせず、家庭的な雰囲気の食事にはなりにくいので適しません。
【ポイント】
ユニット型施設では、パントリー配膳により、温かい料理を入居者の目の前で盛り付けることができます。
炊飯器でご飯を炊くにおいや音も、生活の場としての雰囲気づくりに役立ちます。