栄養教育では、人間の食行動に注目し、行動科学の理論やモデルを活用して、食行動がより良い方向に変容するように支援を行う。
行動科学の理論やモデルを活用した支援として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
行動科学の理論やモデルを活用した栄養教育の基本姿勢を問う問題です。
理論やモデルは、対象者の状況に合わせて適切なものを選び、行動変容を支援するために用います。
【選択肢別解説】
1:× 管理栄養士自身の成功体験と同じ方法は、対象者の特性や状況に合っているとは限りません。
行動科学の理論やモデルに基づく支援ではないため、不適切です。
2:× 知識を習得させるだけでは、行動変容に結びつくとは限りません。
知識に加えて、態度や自己効力感、環境などに働きかける必要があります。
3:○ 対象のライフステージと、行動変容への準備性(行動変容段階)に合わせて技法を選ぶことは、トランスセオレティカルモデルなどの考え方に沿っています。
対象に適した支援となるため、最も適切です。
4:× 理論やモデルの構成概念をすべて用いることを優先する必要はありません。
対象者の課題に合わせて、効果的な構成概念を選んで活用します。
【ポイント】
トランスセオレティカルモデルでは、無関心期・関心期・準備期・実行期・維持期の段階ごとに支援方法を変えます。
理論は手段であり、対象者中心に選ぶことが大切です。