図は、減量のため間食を制限している K さんの行動を、連続的に表したものである。
「オペラント条件づけ」の、刺激、反応(行動)、結果(次の刺激)に対応する、図中のA〜Jの組合せである。
最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
オペラント条件づけは、行動の後に良い結果が伴うと、その行動が繰り返されやすくなるという理論です。
刺激(先行刺激)、反応(行動)、結果(強化子)の3つを、図のKさんの行動から選びます。
図では、A「コーヒーチェーン店の前を通りかかる」、B「期間限定デザートの看板を見る」から、H「食べる」、I「おいしい、と満足する」、J「この次も、食べに来ようと思う」へと続いています。
【選択肢別解説】
1:× Aは単に店の前を通りかかる状況で、デザートを食べる行動を直接引き起こす刺激ではありません。
また、C「食べてみたいと思う」は行動ではなく気持ちで、G「購入する」は結果ではありません。
2:× Aは行動を引き起こす刺激とはいえず、D「店舗内に入る」は途中の行動です。
さらに、H「食べる」は結果ではなく、目的となる反応(行動)です。
3:× Bは刺激として適切ですが、E「迷う」とF「後悔すると思う」はいずれも心の中の葛藤です。
反応(行動)と結果には当たりません。
4:○ 刺激はB「看板を見る」、反応(行動)はH「食べる」、結果はI「おいしい、と満足する」です。
食べた後の満足感が正の強化子となり、次も食べる行動が起こりやすくなります。
5:× BとHは正しいですが、J「この次も、食べに来ようと思う」は結果ではありません。
Jは、満足という結果によって行動が強化された後に生じた次の行動への意欲です。
【ポイント】
減量支援では、看板を見る刺激を避ける刺激統制や、満足感を別の行動で得るオペラント強化の工夫が用いられます。
刺激・反応・結果の流れを図や事例から読み取れるようにしておきます。