正答5
解説
正解は5です。
暑熱環境では、体温の上昇を防ぐため熱放散が促され、発汗による水分・塩分の喪失を補う反応が起こります。
【選択肢別解説】
1:× 暑熱環境では、皮膚から熱を逃がすため、皮膚血流量は減少ではなく増加します。
2:× 皮膚の血管は収縮ではなく拡張し、熱放散を促します。
3:× 暑熱環境では熱産生を抑える必要があるため、基礎代謝量は増加ではなく低下します。
基礎代謝量は一般に夏に低く、冬に高くなります。
4:× 発汗でナトリウムと水分が失われるため、ナトリウムを保持するアルドステロンの分泌量は減少ではなく増加します。
5:○ 発汗で体液が減り血漿浸透圧が上昇するため、下垂体後葉からのバソプレシン分泌量が増加します。
バソプレシンは腎臓での水の再吸収を促し、体液を保持します。
【ポイント】
寒冷環境では、皮膚血管の収縮、ふるえ熱産生、基礎代謝量の増加など、暑熱環境と逆の反応が起こります。
暑熱順化が進むと、汗中のナトリウム濃度は低下します。