社員食堂の現行メニューの販売戦略を立てるため、PPM(プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント)を行った(図)。
売上成長率は今期以前の売上に対する成長率を示す。
分析結果を踏まえた販売戦略として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
図のPPMマトリックスは、縦軸が売上成長率、横軸が売上構成比です。
Aは成長率が高く構成比が低い「問題児」、Bは両方高い「花形」です。
Cは両方低い「負け犬」、Dは成長率が低く構成比が高い「金のなる木」にあたります。
【選択肢別解説】
1:× カテゴリーAは、売上は伸びているが構成比がまだ低いメニューです。
成長の見込みがあるため、すぐに廃止するのではなく、育てて花形にするかを見極めます。
2:○ カテゴリーBは、売上成長率と売上構成比がともに高い花形メニューです。
今後も伸びが期待できるので、積極的な販売促進でさらに売上を伸ばします。
3:× カテゴリーCは、成長率も構成比も低いメニューです。
価格を上げるとさらに売れなくなるため、改善や縮小・撤退を検討するのが一般的です。
4:× カテゴリーDは、安定した売上で収益を生む金のなる木です。
価格を下げると収益が減るため、価格を維持して現状の収益を確保します。
5:× カテゴリーDは成長率は低いものの、売上構成比が高く安定した収益源です。
廃止すると食堂全体の収益が大きく減るため、廃止は適切ではありません。
【ポイント】
PPMでは、金のなる木で得た収益を、花形や問題児の育成に回すことが基本戦略です。
負け犬は撤退や入れ替えを検討します。