「減量のために間食を控えたいと思っていますが、介護によるストレスのせいか、なかなかやめられません。でも、なんとか間食をやめたいんです。」と話す肥満の中年女性への栄養カウンセリングである。
クライアントの訴えたい内容を受け止めて、受容的態度を示す管理栄養士の発言として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
栄養カウンセリングで受容的態度を示すには、クライアントが最も伝えたい内容を言い換えて返すことが基本です。
この女性の訴えの中心は「なんとか間食をやめたい」という変わりたい気持ちです。
【選択肢別解説】
1:× 「深刻にならなくても大丈夫」は相手の悩みを軽く扱う励ましです。
クライアントの気持ちを受け止める発言ではなく、安易な保証にあたります。
2:× 介護のストレスへの共感は示していますが、話の一部分だけを取り上げています。
本人が最も訴えたい「間食をやめたい」という意思を受け止めていません。
3:○ 「間食を控えて減量したい」という本人の意思をそのまま言い換えて返しています。
これは要約・反映による受容的な応答で、訴えの中心を受け止めています。
4:× 「そういうことはありますよね」はあいまいな相づちです。
何を受け止めたのかが伝わらず、訴えの内容を反映していません。
【ポイント】
受容は「評価や助言をせずに相手の気持ちをそのまま受け止めること」です。
訴えの一部や表面的な事情ではなく、本人の願いや意思を反映して返すのが最も適切です。