企業の管理栄養士が、中高年向けの新しい食事管理アプリを開発し、販売することになった。
イノベーション普及理論の観察可能性(可観測性)に当たる内容として、最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答5
解説
正解は5です。
ロジャーズのイノベーション普及理論で、新しい物事の普及を左右する5つの特性のうち「観察可能性」を問う問題です。
5つの特性は、相対的優位性・適合性・複雑性・試行可能性・観察可能性です。
【選択肢別解説】
1:× 従来のアプリより利用料金が安いことは、観察可能性ではなく相対的優位性に当たります。
既存のものより優れている点を示しているためです。
2:× 試用体験会を実施することは、観察可能性ではなく試行可能性に当たります。
本格的に導入する前に試せるかどうかを示す特性です。
3:× 食事内容の入力が簡単であることは、観察可能性ではなく複雑性(わかりやすさ・使いやすさ)に当たります。
4:× 画面の文字が大きく見やすいことは、観察可能性ではありません。
中高年という利用者の特性やニーズに合っていることを示しており、適合性に当たると考えられます。
5:○ スマートフォンで利用でき、仲間に見せられることは観察可能性に当たります。
観察可能性とは、利用の様子や成果が周囲の人から見えやすいかどうかを表す特性だからです。
【ポイント】
5つの特性が高いほど(複雑性は低いほど)、イノベーションは早く普及するとされています。
観察可能性が高いと、周囲の人が成果を目にして取り入れたいと考え、普及が進みます。