正答5
解説
正解は5です。
高齢者によくみられる老年症候群の症状と、その評価に使う指標の正しい対応を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× BI(バーセルインデックス)は嚥下機能障害の評価法ではありません。
食事・移乗・トイレ動作など、日常生活動作(ADL)を評価する指標です。
2:× DESIGN-Rはうつの評価法ではありません。
褥瘡の深さや滲出液、大きさなどから重症度と経過を評価する指標です。
うつの評価には高齢者用うつ尺度(GDS)などを用います。
3:× FIM(機能的自立度評価法)は褥瘡の評価法ではありません。
運動項目と認知項目から、日常生活動作の自立度を評価する指標です。
4:× RSST(反復唾液嚥下テスト)は転倒の評価法ではありません。
30秒間に空嚥下が何回できるかを数え、嚥下機能を評価する方法です。
5:○ MMSE(ミニメンタルステート検査)は、認知機能障害の評価法です。
見当識・記憶・計算・言語などを30点満点で評価し、点数が低いほど認知機能の低下が疑われます。
【ポイント】
評価法の対応は「嚥下=RSST」「褥瘡=DESIGN-R」「ADL=BI・FIM」「認知機能=MMSE・改訂長谷川式簡易知能評価スケール」「うつ=GDS」と整理します。
RSSTでは30秒間に3回未満の場合を嚥下障害の疑いとします。