正答2
解説
正解は2です。
成人期と比べた高齢期の体組成と生理機能の変化を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 除脂肪量は、高齢期には増加するのではなく減少します。
主に骨格筋量が減るためです。
2:○ 高齢期には筋たんぱく質の同化作用が減弱します。
たんぱく質を摂取しても筋たんぱく質が合成されにくくなる「同化抵抗性」が生じ、サルコペニアの一因となります。
3:× 肺活量は、高齢期には増加するのではなく減少します。
肺の弾力性や呼吸筋の筋力が低下し、残気量が増えるためです。
4:× 唾液分泌量は、高齢期には増加するのではなく減少します。
唾液腺の機能低下や服薬の影響で口が渇きやすくなります。
5:× インスリン抵抗性は、高齢期には減弱するのではなく増大します。
筋肉量の減少や内臓脂肪の増加などにより、インスリンが効きにくくなるためです。
【ポイント】
高齢者では同化抵抗性があるため、食事摂取基準でもたんぱく質の目標量の下限が成人より高く設定されています。
唾液の減少は、咀嚼・嚥下機能の低下や口腔内の衛生悪化につながります。