正答5
解説
正解は5です。
カルシウムとリンの体内分布、調節、吸収、働きを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 体内のカルシウムの約99%は骨と歯に存在し、血液中に存在するのはごくわずかです。
「約10%が血液中」としている点が誤りです。
2:× 血中カルシウム濃度が低下すると、骨吸収は抑制されるのではなく促進されます。
副甲状腺ホルモン(PTH)の分泌が増え、骨からカルシウムを溶かし出して血中濃度を戻します。
3:× カルシウムの小腸での吸収は、リンにより促進されるのではなく、リンの過剰摂取により阻害されます。
リンとカルシウムが結合して、吸収されにくいリン酸カルシウムができるためです。
4:× 体内に最も多く存在するミネラルは、リンではなくカルシウムです。
リンはカルシウムに次いで2番目に多いミネラルです。
5:○ リンは、核酸の構成成分です。
DNAやRNAの骨格はリン酸と糖がつながってできており、ATPやリン脂質の成分でもあります。
【ポイント】
体内のミネラルの量は、カルシウム、リン、カリウム、硫黄、ナトリウムの順に多くなります。
加工食品に多いリン酸塩のとりすぎは、カルシウムの吸収を妨げます。