正答5
解説
正解は5です。
脂溶性ビタミン(A、D、E、K)の働きと、ビタミンDの活性化を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 血液凝固因子の活性化に必要なのは、ビタミンAではなくビタミンKです。
ビタミンAは、視覚(ロドプシンの生成)や上皮組織の維持に働きます。
2:× ビタミンDは、小腸ではなく肝臓と腎臓で活性型に変換されます。
肝臓で25位が、腎臓で1α位が水酸化されて、活性型の1α,25-ジヒドロキシビタミンDになります。
3:× 活性型ビタミンDは、小腸でのカルシウムの吸収を抑制するのではなく促進します。
4:× ビタミンEは、過酸化脂質の生成を促進するのではなく抑制します。
細胞膜の不飽和脂肪酸の酸化を防ぐ抗酸化ビタミンです。
5:○ ビタミンKは、骨形成に必要です。
骨基質のたんぱく質であるオステオカルシンのγ-カルボキシ化に働き、骨へのカルシウムの沈着を助けます。
【ポイント】
ビタミンKは、血液凝固因子と骨のオステオカルシンの両方の活性化に働きます。
ビタミンDの活性化は「肝臓、次に腎臓」の順で、腎機能が低下すると活性型ビタミンDが不足します。