正答3
解説
正解は3です。
脂肪酸の分類(飽和・一価不飽和・多価不飽和、n-3系・n-6系)と、体内での変換を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× パルミチン酸は、必須脂肪酸ではありません。
炭素数16の飽和脂肪酸で、体内でアセチルCoAから合成できます。
2:× オレイン酸は、多価不飽和脂肪酸ではなく一価不飽和脂肪酸です。
二重結合を1つだけもつn-9系の脂肪酸です。
3:○ アラキドン酸は、リノール酸から生成されます。
リノール酸が不飽和化と炭素鎖の延長を受け、γ-リノレン酸、ジホモ-γ-リノレン酸を経てアラキドン酸になります。
4:× エイコサペンタエン酸(EPA)は、n-6系ではなくn-3系の不飽和脂肪酸です。
α-リノレン酸から体内でも生成されます。
5:× ドコサヘキサエン酸(DHA)は、エイコサノイドの前駆体ではありません。
エイコサノイドは炭素数20の脂肪酸からつくられ、主な前駆体はアラキドン酸やEPAです。
DHAは炭素数22の脂肪酸です。
【ポイント】
n-6系はリノール酸からアラキドン酸、n-3系はα-リノレン酸からEPA、DHAへと変換されます。
エイコサノイドには、プロスタグランジン、トロンボキサン、ロイコトリエンがあります。