正答4
解説
正解は4です。
図の構造式は、⑴シアニジン、⑵デルフィニジン(いずれもアントシアニンの色素本体であるアントシアニジン)、⑶アスタキサンチン、⑷β-カロテン、⑸リコペンです。
⑶〜⑸はいずれもカロテノイドです。
食品と主な色素成分の組合せとして正しいのは、にんじんとβ-カロテンです。
【選択肢別解説】
1:× 紅鮭の主な色素はアスタキサンチン(⑶の構造)で、アントシアニン系の色素ではありません。
2:× トマトの主な色素はリコペン(⑸の構造)です。
アントシアニン系の色素ではありません。
3:× なすの主な色素はナスニン(デルフィニジン系のアントシアニン)です。
⑶のアスタキサンチンではありません。
4:○ にんじんの主な色素はβ-カロテンで、両端にβ-イオノン環をもつ⑷の構造です。
5:× ブルーベリーの主な色素はアントシアニンです。
⑸のリコペンはトマトやすいかの色素です。
【ポイント】
カロテノイドは長い共役二重結合をもち、β-イオノン環を少なくとも1つもつもの(β-カロテン、α-カロテン、β-クリプトキサンチン)はプロビタミンAです。
アントシアニンはフラボノイドの一種で、O⁺をもつ構造が特徴です。