正答3
解説
正解は3です。
栄養不良の二重負荷の概念について、誤っているものを選ぶ問題です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
栄養不良の二重負荷とは、低栄養(やせ・発育阻害・微量栄養素欠乏)と、過栄養(過体重・肥満・生活習慣病)が同時に存在する状態です。
国、地域、家庭、個人のどの単位でも起こります。
【選択肢別解説】
1:× 2型糖尿病は過栄養、やせは低栄養に関連する問題です。
1つの国の中で両者が併存しているので、二重負荷の例として正しい記述です。
2:× 肥満は過栄養、やせは低栄養の問題です。
1つの地域で両者が併存しているので、二重負荷の例として正しい記述です。
3:○ クワシオルコルとマラスムスは、どちらも低栄養(たんぱく質・エネルギー栄養障害)の病型です。
過栄養の問題が含まれていないため、二重負荷の例ではなく、誤った記述です。
4:× 父親の過体重は過栄養、子どもの発育阻害は低栄養の問題です。
1つの家庭内での二重負荷の例として正しい記述です。
5:× 肥満は過栄養、亜鉛欠乏は微量栄養素の不足による低栄養の問題です。
同一個人に両者が存在するので、二重負荷の例として正しい記述です。
【ポイント】
二重負荷は「過栄養と低栄養の組合せ」で判断します。
低栄養どうしの組合せは二重負荷にあたりません。