K 大学の学生食堂では、全メニューに小鉢 1個がついている。
小鉢の種類には、肉料理、卵料理、野菜料理、果物・デザートがあり、販売ラインの最後にある小鉢コーナーから選択することになっている。
ナッジを活用した、学生の野菜摂取量を増やす取組として、最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答2
解説
正解は2です。
ナッジを活用した食環境づくりを問う問題です。
ナッジとは、選択の自由を残したまま、選択肢の示し方を工夫して望ましい行動を自然に促す手法です。
強制や禁止、金銭的な誘因の大きな変更は使いません。
【選択肢別解説】
1:× 「野菜は1日350 g」と掲示するのは、知識を伝える情報提供です。
選択の構造を変えるナッジではありません。
2:○ 最初に目に入る位置の料理は選ばれやすくなります。
野菜の小鉢を一番手前に置くことで、選択の自由を残しながら野菜を選びやすくできるため、ナッジにあたります。
3:× 小鉢を全て野菜料理にすると、学生は他の小鉢を選べなくなります。
選択の自由を奪うので、ナッジではありません。
4:× 選択数のモニタリングは、取組の評価に用いる方法です。
学生の行動を促す働きかけそのものではありません。
【ポイント】
ナッジは「選択肢を残す」「配置や順番、初期設定を工夫する」の2点で判断します。
料理の並べ方や皿の大きさを変えるのが代表例です。