菓子の摂取を減らすことが困難だと感じている女性社員に支援を行うことになった。
行動変容技法の反応妨害・拮抗を活用した支援である。
最も適当なのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
行動変容技法の一つである反応妨害・拮抗の具体例を問う問題です。
反応妨害・拮抗とは、問題となる行動をしたい衝動が起きたときに、それと両立しない別の行動をとって衝動をやり過ごす技法です。
【選択肢別解説】
1:× 目標を達成したときのご褒美を考えるのは、オペラント強化(強化)です。
行動の結果に報酬を与えて、望ましい行動を増やす技法です。
2:× 差し入れを断る練習は、ソーシャルスキルトレーニングにあたります。
周囲からの誘いに上手に対処する技術を身につける技法です。
3:○ 菓子を食べたくなったときにシャワーを浴びると、食べることと両立しない行動をとることになります。
衝動が起きた瞬間に別の行動で対抗するので、反応妨害・拮抗の典型例です。
4:× 栄養成分表示を見るのは、知識を使って判断させる働きかけです。
食べたい衝動に対して、両立しない行動で対抗する技法ではありません。
5:× 「翌日やめればよい」と考えるのは、認知(考え方)に関わる働きかけです。
しかも食べ過ぎを容認する考え方であり、反応妨害・拮抗にはあたりません。
【ポイント】
反応妨害・拮抗のキーワードは「したくなったら、代わりに別のことをする」です。
日頃の習慣を置き換える行動置換と混同しないようにしましょう。