正答5
解説
正解は5です。
ストレスに対する生体反応のうち、抵抗期の代謝の変化を問う問題です。
抵抗期には、副腎皮質ホルモンやカテコールアミンの分泌が増え、エネルギーを動員する方向に代謝が変わります。
【選択肢別解説】
1:× 抵抗期には、カテコールアミンなどの作用で代謝が亢進し、エネルギー消費量は増加します。
低下するのではありません。
2:× 抵抗期には、コルチゾールの作用で筋肉のたんぱく質の異化が亢進します。
分解されたアミノ酸は、糖新生の材料などに使われます。
3:× 抵抗期には、脂肪の分解が亢進し、エネルギー源として遊離脂肪酸が動員されます。
脂肪の合成が亢進するのではありません。
4:× 抵抗期には、コルチゾールやグルカゴンの作用で、糖新生は促進されます。
抑制されるのではありません。
5:○ 副腎にはビタミンCが多く含まれ、ノルアドレナリンの合成などに使われています。
ストレス時には副腎ホルモンの分泌が増えるため、ビタミンCの消費が増え、需要が増加します。
【ポイント】
ストレス時は、エネルギー、たんぱく質、ビタミンB群、ビタミンC、カルシウムなどの必要量が増えます。
ストレス反応は、警告反応期(ショック相・反ショック相)、抵抗期、疲憊期の順に進みます。