正答2
解説
正解は2です。
食品の流動特性(レオロジー)、ゲル、エマルションの分類を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 大豆油のような液状の油は、力の大きさにかかわらず粘度が一定のニュートン流体です。
非ニュートン流体ではありません。
2:○ コンデンスミルクは、かき混ぜる速さを上げるほど粘度が下がる擬塑性流動を示します。
降伏値をもたず、力を加えるとすぐに流れ始めるのが特徴です。
3:× メレンゲ(卵白の泡立て)は、チキソトロピーではなくレオペクシーの代表例です。
レオペクシーは、ゆるやかにかき混ぜることで固まりやすくなる性質です。
チキソトロピーは、かき混ぜると流動性が増し、静置すると元に戻る性質で、トマトケチャップなどが代表例です。
4:× 水ようかんは、寒天のゲルの中に多量の水を含むゼリーです。
キセロゲルは、ゲルを乾燥させたもので、凍り豆腐や棒寒天などが該当します。
5:× マヨネーズは、酢の水相の中に油滴が分散した水中油滴(O/W)型エマルションです。
油中水滴(W/O)型エマルションは、バターやマーガリンです。
【ポイント】
チキソトロピーは「かき混ぜると柔らかくなる」、レオペクシーは「かき混ぜると固まる」と対比して覚えます。
レオペクシーの例には、メレンゲのほか、生クリームのホイップがあります。
ニュートン流体は水・油・シロップ、擬塑性流動はコンデンスミルク、塑性流動はマヨネーズやバターが代表例です。