軽い認知症があり、もの忘れが多くなった独居の高齢者に、脱水症予防のための栄養教育を行うことになった。
適切な水分摂取の実行が期待できる働きかけである。
最も適切なのはどれか。
1つ選べ。
正答4
解説
正解は4です。
軽い認知症でもの忘れが多い独居高齢者が対象です。
記憶や理解に頼らず、自然に水分をとれるような環境づくりが有効です。
【選択肢別解説】
1:× 講義で知識を得ても、もの忘れが多いと内容を覚えて実行し続けることが難しいです。
実行につながりにくい方法です。
2:× グループディスカッションも、話し合った内容を記憶して自宅で実行する必要があります。
独居で見守る人がいないため、実行は期待しにくいです。
3:× 経口補水液の作り方は手順が多く、プリントがあっても作ることを忘れやすいです。
毎日の水分摂取の習慣化にはつながりにくい方法です。
4:○ 身の回りにペットボトルを置くと、目に入るたびに飲むきっかけになります。
記憶に頼らず水分摂取を促す刺激統制の方法で、実行が最も期待できます。
【ポイント】
認知機能が低下した人には、知識の提供より環境を整える働きかけが有効です。
高齢者は口渇を感じにくいので、脱水予防には飲むきっかけを作ることが大切です。