正答2
解説
正解は2です。
体水分の量と分布、脱水や浮腫の仕組みを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 成人の体重当たりの体水分量は、男性の方が女性より多くなっています。
水分の少ない脂肪組織の割合が、女性の方が高いためです。
2:○ 低張性脱水では、細胞外液のナトリウム濃度が下がり、水が細胞内へ移動します。
細胞外液、つまり循環血液量が大きく減るため血圧が低下します。
3:× 浮腫では、細胞間液(間質液)量は変化しないのではなく増加します。
浮腫は間質に水分が異常にたまった状態です。
4:× 血漿アルブミン濃度が低下すると、膠質浸透圧は上昇ではなく低下します。
5:× バソプレシンは、尿細管(集合管)での水の再吸収を抑制するのではなく促進します。
【ポイント】
高張性脱水は水の喪失が主で、口渇が強いのが特徴です。
低張性脱水はナトリウムの喪失が主で、口渇は弱い一方、血圧低下などの循環不全が目立ちます。