正答5
解説
正解は5です。
食欲を調節する仕組みと、生体の日内リズム(概日リズム)を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 食経験は、食欲の形成に影響します。
おいしかった経験や食習慣によって、食べたいという気持ちが形づくられます。
2:× 血中遊離脂肪酸濃度の上昇は、食欲を抑制するのではなく促進します。
空腹時に脂肪が分解されて遊離脂肪酸が増え、摂食中枢が刺激されます。
3:× レプチンは、摂食を促進するのではなく抑制します。
脂肪細胞から分泌され、視床下部に作用して食欲を抑えます。
4:× 食事のサイクルは、日内リズムに影響します。
特に朝食は、肝臓などの末梢の体内時計を調整する働きがあります。
5:○ 視床下部の視交叉上核は、体内時計の中枢です。
光の刺激を受けてリズムを調整し、全身の日内リズムを調節します。
【ポイント】
血糖値の上昇は満腹中枢を、遊離脂肪酸の上昇は摂食中枢を刺激します。
中枢の時計は光で、末梢の時計は食事でリセットされます。