正答3
解説
正解は3です。
食中毒の原因となる細菌やウイルスの性質を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× リステリア菌に注意が必要なのは、加熱殺菌されたプロセスチーズではなく、非加熱のナチュラルチーズなどです。
低温でも増殖できるのが特徴です。
2:× サルモネラ菌は、偏性嫌気性ではなく通性嫌気性の細菌です。
酸素があってもなくても増殖できます。
3:○ 黄色ブドウ球菌は耐塩性が高く、7.5%の食塩水中でも増殖できます。
そのため塩分の多いおにぎりなどでも食中毒の原因となります。
4:× ボツリヌス菌の毒素は、100℃・30分の加熱で失活します。
毒素は熱に弱く、加熱に強いのは芽胞の方です。
5:× ノロウイルスは、カキの中腸腺で増殖するのではなく蓄積します。
ノロウイルスが増殖できるのはヒトの腸管の細胞だけです。
【ポイント】
黄色ブドウ球菌の毒素(エンテロトキシン)は耐熱性で、ボツリヌス毒素は易熱性という対比がよく出題されます。
食塩7.5%で増える性質は、黄色ブドウ球菌の選択培地にも利用されています。