2型糖尿病の女性である。
「菓子をもらったり、食事に誘われたりすることが多く、つい食べ過ぎてしまう」と話す。
ソーシャルスキルトレーニングとして、正しいのはどれか。
1つ選べ。
正答3
解説
正解は3です。
ソーシャルスキルトレーニングは、人間関係のなかで自分の意思を適切に伝える技術を練習する支援です。
この女性は、菓子をすすめられたり食事に誘われたりする対人場面で食べ過ぎています。
【選択肢別解説】
1:× 空腹時に菓子の代わりに食べるものを考えるのは、行動置換です。
対人関係のスキルを練習するものではありません。
2:× 菓子をその場で食べずに済ませる工夫は、刺激への対処の工夫です。
相手への伝え方を練習する内容にはなっていません。
3:○ 食事の誘いを角を立てずに断る文章を一緒に考えています。
相手との関係を保ちながら意思を伝える練習であり、ソーシャルスキルトレーニングです。
4:× 菓子を減らすメリットとデメリットを考えるのは、意思決定バランスの検討です。
行動変容への動機づけを高める支援であり、対人スキルの練習ではありません。
5:× イライラ時の別の対処法を考えるのは、ストレスマネジメントや行動置換です。
人間関係の中での対応方法を練習するものではありません。
【ポイント】
ソーシャルスキルトレーニングでは、断り方や頼み方など、他者とのやりとりを練習します。
上手に断る自己主張の練習(アサーション)が代表例です。