正答2
解説
正解は2です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(高齢期に低下しない項目)です。
加齢に伴う生理機能の変化と、栄養素の必要量の変化を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 高齢期に低下する項目です。
筋肉などの除脂肪量が減るため、基礎代謝量は低下します。
2:○ 高齢期に低下しない項目なので、これが答えです。
高齢者はたんぱく質の利用効率が低下するため、体重1kg当たりのたんぱく質必要量は低下しません。
2015年版の食事摂取基準でも、推定平均必要量を算定する際の体重1kg当たりの値は、高齢者で成人より高く設定されています。
3:× 高齢期に低下する項目です。
咽頭や喉頭の筋力や反射が衰え、嚥下機能が低下して誤嚥しやすくなります。
4:× 高齢期に低下する項目です。
骨吸収が骨形成を上回るようになり、特に閉経後の女性で骨密度が大きく低下します。
5:× 高齢期に低下する項目です。
肺の弾力性や呼吸筋の筋力が低下し、肺活量が減ります。
一方で、残気量は増加します。
【ポイント】
高齢者はたんぱく質の同化作用が低下するため、体重当たりで成人と同等以上のたんぱく質が必要です。
加齢で低下するのは、基礎代謝量、嚥下機能、骨密度、肺活量などです。