正解を2つ選んでください。
正答1・5
解説
正解は1と5です。
糖新生、単糖の輸送経路、脂肪酸合成、臓器ごとのエネルギー源を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:○ 腎臓は、糖新生を行います。
糖新生を行う臓器は主に肝臓ですが、腎臓(腎皮質)でも行われ、飢餓時にはその割合が高まります。
2:× 吸収された単糖類は、リンパ管ではなく門脈を介して肝臓に運ばれます。
リンパ管を介して運ばれるのは、キロミクロンとなった長鎖脂肪酸などの脂質です。
3:× 肝臓は、グルコースから脂肪酸を合成できます。
糖質を摂りすぎると、余ったグルコースはアセチルCoAを経て脂肪酸に変えられます。
4:× 骨格筋は、グルコース6-リン酸からグルコースを生成できません。
骨格筋にはグルコース-6-ホスファターゼがないため、筋グリコーゲンを血糖として放出できません。
5:○ 脳は、飢餓の時にケトン体を利用します。
脳は通常グルコースを主なエネルギー源としますが、飢餓が続くと肝臓でつくられたケトン体を利用します。
【ポイント】
グルコース-6-ホスファターゼは肝臓と腎臓にあり、骨格筋にはありません。
脳は飢餓時にケトン体を、赤血球はいつでもグルコースのみを利用します。