正答2
解説
正解は2です。
ストレスに対する生体の反応(警告反応期・抵抗期・疲憊期)のうち、抵抗期の代謝の変化を問う問題です。
抵抗期には交感神経と副腎皮質ホルモン(コルチゾール)の働きが高まり、ストレスに適応しています。
【選択肢別解説】
1:× 抵抗期には、交感神経の活動は低下するのではなく亢進します。
2:○ 抵抗期には、糖新生が亢進します。
コルチゾールなどの作用により体たんぱく質が分解され、そのアミノ酸からグルコースがつくられて血糖が保たれます。
3:× 抵抗期には、血中遊離脂肪酸値は低下するのではなく上昇します。
アドレナリンなどによって脂肪の分解が促されるためです。
4:× 抵抗期には、血清ビタミンC値は上昇するのではなく低下します。
副腎でのホルモン合成などにビタミンCが多く消費されるためです。
5:× 抵抗期には、尿中カルシウム排泄量は低下するのではなく増加します。
コルチゾールの作用で骨からカルシウムが溶け出し、尿中への排泄が増えます。
【ポイント】
ストレス時は、たんぱく質の分解が進み、窒素出納は負に傾きます。
そのため、エネルギー、たんぱく質、ビタミンC、カルシウムの必要量が増えます。