正答4
解説
正解は4です。
この問題は誤っているものを選ぶので、○ が答え(誤った記述)です。
高齢者に多い病態(ロコモティブシンドローム、サルコペニア、フレイル、褥瘡、誤嚥性肺炎)と、その予防に関する栄養管理を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× 記述は正しいので、答えではありません。
ロコモティブシンドロームは、運動器の障害で移動機能が低下し、要介護になるリスクが高い状態です。
2:× 記述は正しいので、答えではありません。
サルコペニアは加齢などによる筋肉量の減少で、筋萎縮と筋力の低下がみられます。
3:× 記述は正しいので、答えではありません。
フレイルティの予防には、筋肉などの除脂肪体重を維持するための十分なエネルギーとたんぱく質の摂取が大切です。
4:○ 褥瘡の予防では、たんぱく質を制限するのではなく十分に摂取します。
低栄養は褥瘡の大きな危険因子であり、皮膚や組織の維持と修復にたんぱく質が必要だからです。
5:× 記述は正しいので、答えではありません。
口腔ケアで口の中の細菌を減らすと、誤嚥したときの肺炎を防ぐことができます。
【ポイント】
褥瘡の予防と治療には、エネルギーとたんぱく質に加え、亜鉛、ビタミンC、アルギニンなどの摂取も重要です。
高齢者では、低栄養の予防が多くの病態に共通する対策になります。