正答3
解説
正解は3です。
栄養アセスメントの指標を、静的指標と動的指標に区別できるかを問う問題です。
静的指標は比較的長期の栄養状態を、動的指標は短期間の変化をとらえます。
【選択肢別解説】
1:× 血清トランスサイレチン値は、静的ではなく動的栄養アセスメントの指標です。
半減期が約2日と短く、短期間の栄養状態の変化を反映します。
2:× 血清トランスフェリン値は、静的ではなく動的栄養アセスメントの指標です。
半減期が約7〜10日で、急速代謝回転たんぱく質に含まれます。
3:○ 血清総コレステロール値は、静的栄養アセスメントの指標です。
比較的長い期間の栄養状態を反映し、低栄養が続くと低下します。
4:× 血清レチノール結合たんぱく質値は、静的ではなく動的栄養アセスメントの指標です。
半減期が約半日と非常に短く、栄養補給の効果を早く反映します。
5:× フィッシャー比は、静的ではなく動的栄養アセスメントの指標です。
血中のアミノ酸のバランスを示し、短期間で変化します。
【ポイント】
静的指標には、身体計測値、血清アルブミン、血清総コレステロール、総リンパ球数、皮内反応があります。
動的指標には、急速代謝回転たんぱく質(トランスサイレチン・トランスフェリン・レチノール結合たんぱく質)、窒素出納などがあります。