正答3
解説
正解は3です。
食品を介して感染する寄生虫と、その感染源となる食品の組合せを問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× さば中のアニサキスは、食酢の作用では死滅しません。
しめさばでも感染が起こり、予防には-20℃で24時間以上の冷凍か、十分な加熱が必要です。
2:× 回虫による寄生虫症は、化学肥料の普及で増加したのではなく減少しました。
人糞を肥料として使わなくなったことで、野菜を介した感染が減ったためです。
3:○ 日本海裂頭条虫は、ますの生食によって感染します。
サクラマスやカラフトマスなどの生食で感染し、腸の中で数メートルの成虫に育ちます。
4:× サルコシスティスは、ほたるいかではなく馬肉の生食によって感染します。
ほたるいかの生食で感染するのは旋尾線虫です。
5:× 横川吸虫は、さわがにではなく、あゆなどの淡水魚の生食によって感染します。
さわがにの生食で感染するのは肺吸虫です。
【ポイント】
寄生虫と感染源の対応は、アニサキス(さば・いか)、日本海裂頭条虫(ます)、横川吸虫(あゆ)、肺吸虫(さわがに)、旋尾線虫(ほたるいか)、クドア(ひらめ)です。
サルコシスティスは馬肉、トキソプラズマは豚肉などが主な感染源です。