正答2
解説
正解は2です。
消化酵素の働きと、消化管ホルモンによる消化液分泌の調節を問う問題です。
【選択肢別解説】
1:× トリプシンは、活性型ではなく不活性型のトリプシノーゲンとして分泌されます。
小腸でエンテロペプチダーゼによって活性化されます。
2:○ 膵液に含まれるα-アミラーゼは、でんぷんを分解してマルトースなどのオリゴ糖を生成します。
オリゴ糖は、さらに小腸の膜消化で単糖まで分解されます。
3:× セクレチンの主な作用は、ペプシンの分泌促進ではありません。
膵臓からの重炭酸イオン(HCO3⁻)に富む膵液の分泌を促し、胃酸の分泌を抑えます。
4:× 膵臓からの重炭酸イオンの分泌を促進するのは、コレシストキニンではなくセクレチンです。
コレシストキニンは、膵酵素の分泌と胆嚢の収縮を促進します。
5:× 胆嚢からの胆汁の排出を促進するのは、ガストリンではなくコレシストキニンです。
ガストリンは、胃酸の分泌を促進します。
【ポイント】
ガストリンは胃酸、セクレチンは重炭酸イオン、コレシストキニンは膵酵素と胆嚢収縮、と整理します。
たんぱく質分解酵素は、自己消化を防ぐため不活性型で分泌されます。